集客力を上げて売上を短期間で今より2倍・3倍にしたいなら、差別化が非常に重要です。
集客したいけど、何をしたらいいのかわからない…
お金をかけずに集客できる方法はあるのかな…?
私も開業当初は、集客したいのになにをしたらいいのかわからず平日は予約が0。
開業してたった2ヶ月で経営破綻の危機を迎える事態に!!!
その後、2ヶ月で競合サロンとの圧倒的な差別化を実現し、月120匹・1匹単価1万円超えを達成することができました!
本記事ではなるべくお金をかけず、今日からできる売上を3倍にする差別化について徹底解説したので、
ぜひ参考にしてみてください。
差別化できていないトリミングサロンは選ばれない
集客できないトリミングサロンは、差別化が上手くできていません。
なぜなら、差別化はお客様がトリミングサロンを予約するときの判断材料になるからです。

でも差別化が大事って言うけど、差別化って何??



差別化を言い換えると、競合サロンとの優劣の差ってこと!
トリミングサロンはわんちゃんをシャンプーしカットするサービス業ですよね。
新規・古参、大手・個人でも提供する基本のサービスに変わりはないのです。
- 平均的な価格か
- イメージに沿うカットをしてもらえそうか
- 安心して預けられるのか
- 自宅からの交通手段 など
条件を満たしたトリミングサロンから、実際に来店したいと思うトリミングサロンをふるいにかけます。
そこで重要になってくるのが、差別化!
同じサービスを提供しているのに予約が取れない、リピーターが離れないといったトリミングサロンは
差別化が上手なトリミングサロンなのです。
なので、競合サロンに勝つには差別化が絶対条件なのです。


トリミングサロンは差別化ができていても集客できない
ですが、差別化できていても集客できていないトリミングサロンもあります。



差別化できていないと集客できない。差別化できていても集客できない。結局、差別化は意味ないの?



差別化は集客する上では最重要だよ。
集客できていないのは、自分本位の差別化だからなの!
自分本位の差別化は実は、ありがちなこと。
思っているほどお客様に伝わっていなかったり、興味がないことを売りにしていたり…
経営側とお客様の間で認識の相違があることが集客できない一番の理由なのです。
そうならないためには、事前に戦略を立てることが最も近道です。
戦略1.目的と目標を明確にする
戦略2.自社の分析と競合サロンの分析
戦略3.お客様目線で考える
経営破綻の危機だったときの3倍、2ヶ月で月商100万円を達成できました!
今日からできるのでぜひ参考にしてみてください。
【戦略1】 目的と目標を明確にする
まずは、目的と目標を明確にしましょう。
目的と目標が明確になっていないとブレブレな戦略になってしまい、
誰にも響かない平凡なトリミングサロンになってしまいます。
①目的:どんな思いでトリミングサロンを開業したのか
②目標:どんなお客様に来てもらいたいのか
あなたのトリミングサロンの理念に賛同してくれたお客様は、リピート率が高く、単価アップにもなります!
【戦略2】 自社の分析と競合サロンの分析
自社の強み・良さ・弱み視える化しましょう。
トリミング業界のどこでポジショニングできるか把握することで、的が当たった戦略が立てやすくなります。
このとき、客観的に分析することが大切です!
自社分析が出来たら、競合サロンの分析も行いましょう。
・近くのトリミングサロン
・お店のイメージが似ているトリミングサロン
自社・競合サロンの分析は1度だけでなく、定期的に行いお店をブラッシュアップしていました!
【戦略3】 お客様の目線で考える
最後はお客様目線で戦略を考えることです。
なぜなら、経営者側のこだわりとお客様側のこだわりのギャップに差ができやすいからです。
極端なたとえをあげるなら、「切れ味のいいシザーを使ってます!」というのコンセプトに対し、お客様がそれを目当てに来店するのかどうかです。
切れ味のいいシザーを使用すれば作業効率は上がりますが、お客様にはなにも魅力も得もありませんよね。
・泡立ち、匂いがいいシャンプーを使っている
・手触りがよくなるトリートメントを使っている
・汚れがよく落ちるシャワーヘッドを使っている
もちろんシャンプーやシャワーヘッドなどの良質なトリミング商材を取り入れた方が、細部までのこだわりが伝わります。
ですが、お客様が第一に求めていることと少し離れてるので、もう少し抽象的な戦略を取り入れるのがおすすめです。
これは戦略を考えるときだけでなく、SNS運用や接客のときのも通ずることですね。
差別化・戦略と聞くと難しく捉えがちですが、もっと簡単にお客様が喜ぶことを考えてみましょう。
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一番失敗する!トリミングの安さで差別化
トリミングサロンの差別化で一番やってはいけないことは、安さを売りにすることです。
一見お客様目線で、魅力的に思えますが実はさまざまなリスクが伴います。
①品質の低下
→仕上がりが不十分になったり、皮膚や被毛の健康に悪影響を及ぼす可能性がある
②不信感
→安すぎる価格設定は、安いゆえに不信感をもたらしてしまいます
③イメージダウン
→安さを重視するあまりサロンの質やサービスの低下につながります
④一匹単価が低い
→単価が低いと頭数を増やさなくてはいけないため、その分の集客力や労力を要します
安さではなく価格に対する満足度を与えるような、技術力・心のこもったサービスなどで顧客満足度を高めるようにしましょう。



価格を超える満足度を意識して、平均単価9,000円で新規顧客の獲得ができていました!
トリミングサロンで差別化をするときの注意点3つ
トリミングサロンの差別化は、お客様に選ばれるサロンになるために大切なこととお伝えしてきました。
しかし、注意しておきたいポイントが3つあります。
①費用がかかる
②過度なコンセプト
③無理なく継続できる
安易な差別化は逆効果になり兼ねないので、確実に集客したい方はしっかりポイントを抑えておきましょう!
1.費用がかかる
費用をかけること・費用かけないでできること、両方のバランスが大切です。
なぜなら費用をかけても絶対集客できるといったことはなく、効果がないこともあるからです。
たとえば、お金をかけてホームページを作成を依頼しても実際に予約されるのはインスタグラム経由であることが多いことも。
実際、私のサロンでもインスタグラムからの予約が8割でした。



今思えば、正直ホームページにお金かけなくてもよかったかも…
費用をかけるかどうかは、日頃のお客様とのコミュニケーションの中にヒントが隠れていますよ!
小さな意見にも耳を傾けておくと、優先順位・費用対効果の判断材料になるでしょう。
2.過度なコンセプト
差別化を重視しすぎるあまり、過度なコンセプトはやめましょう。
なぜなら、かえって客離れ・リピーターが付かない原因になるからです。
・お客様に理解されにくい
・顧客ニーズに合わない
・コストがかかる
斬新なアイディアやサービスはたしかに魅力的です。
ですが、独創的すぎてお客様が価値を理解できない可能性が高いでしょう。
お客様が求めていることや顧客ニーズが一致せず、集客できるターゲットを狭めてしまいます。
時間と費用がかかる割に集客できないといった悪循環に陥りかねません。
差別化はシンプルでわかりやすいコンセプトを作るのがポイントです。
3.無理なく継続できる
ブレないコンセプトでの差別化はリピーターの定着率に繋がります。
そのためには、差別化は無理なく継続できるかが重要です。
リピーターが増えると、信頼関係が築かれ高単価メニューへの対抗感の減少、口コミによる新規顧客の獲得といった単価アップに有効的です。
一方、一過性のトレンドを取り入れるトリミングサロンもありますよね。
一時的に集客力は上がりますが、トレンドが廃ってしまったり、お客様が飽きてしまうと
他のトリミングサロンに移られてしまうといったデメリットがあります。



やっぱり、ブレないコンセプトで差別化するのがいいんですね!



そうなの!ころころコンセプトが変わると信頼性も落ちるのでサロン側には大きな負担がかかっちゃうよ…
トリミングサロンの安定的な収益に関わりますので、無理なく継続できるコンセプトでの差別化を図りましょう。
今すぐできるトリミングサロンの差別化 5選
ここまで差別化の重要性、戦略の立て方をご紹介してきましたね。



毎日の業務でいっぱいいっぱい…手が回るか心配。



忙しいトリマーさんでも大丈夫!今すぐなるべくお金をかけずにできることを厳選したよ。そのままマネしちゃってくださいね。
1.トリミングの様子を共有する
2.待ち時間を快適に過ごしてもらう
3.スタッフの教育
4.予約時の手間が少ない
5.お店のデザインやフォトブース



お客様にも好評で、予約は2ヶ月先までキャンセル待ちにまで集客できてましたよ!
1.トリミング中の様子を共有する
シャンプー・カット時やお預かりからお迎えまでの様子を写真または動画で共有します。
トリミングに預けている2~3時間なにしているか見えないと不安と思われてる飼い主さんが多くいらっしゃいます。
見えないところも共有することで、安心材料になりますよね!
それだけでなくお客様とのコミュニケーションの一環にもなりますし、SNSにアップしていただくと宣伝にも繋がります。
設備もお持ちのスマートフォンまたはカメラだけで費用もかかりません。
また、次回来店時の参考にもなるのでサロン側にとってもメリットです。
トリマーさんからしか見ることができないかわいい姿を共有しましょう。
2.待ち時間を快適に過ごしてもらう
店内にスペースがあれば、カフェ・作業スペースを作るのもいいでしょう。
実は、トリミングの待ち時間に悩んでる飼い主さんは地味に多いのです。
特にチワワ(スムース)、ミニチュアピンシャーなど比較的所要時間が短いと早くて1時間弱で終わってしまいますよね。
そんなとき、店内でお客様が待てるスペースの提供はお客様の目線に沿った差別化になります。
・一定時間の滞在でサロンへの愛着が沸く
・トリミングの様子を伺える
・ドリンク代で単価アップに など
カフェ・作業スペースが難しければ、近隣のコインパーキングと提携するのもいいでしょう。
いずれにせよ、トリミングサービスだけを提供する場所ではなく、お客様をおもてなしする気持ちが差別化になります。
3.スタッフの教育
スタッフ教育はマストと言っても過言ではありません。
トリミングサロンは不安要素がたくさんあり不安を抱えて来店されるお客様がたくさんいます。
たとえば、アットホームなサロンというコンセプトに安心感を抱き来店されたお客様。
実際に来店すると笑顔がなく時間に追われてるようなスタッフに対応されたらリピートどころか、不信感しかないですよね。
そうならないためにもまずは、スタッフ間でトリミングサロンの理念や価値観を共有しましょう。
スタッフみんな優しいトリマーさんというだけでも差別化になります。
スタッフ教育は技術だけでなくサロン全体の質を向上するために必要不可欠です。
4.予約時の手間が少ない
めんどくさくない予約システムを導入することで「予約が取りやすいトリミングサロン」として差別化が可能です。
なぜなら、生活の中でトリミングサロンの優先順位はトリマーさんが思っているより低いからです。
予約したい!と思った時が来店への熱量100とすれば、予約完了までのアクションが増えれば増えるほど熱量が低くなります。
・電話予約のみ
・メール予約
・アプリを登録する など
おすすめはLINEからの予約です。
無料で公式LINEを作成することができますし、お客様も使い慣れているシステムなのでお互いに取り入れやすいですね。
また、気になること・聞きたいことがあればメッセージのやり取りも可能なのでお客様の不安を取り除くこともできます。
予約時のシステムが1~2アクションで済むように整えましょう。
5.お店のデザインやフォトブース
費用がかかりますが、お店の外観・内装、フォトブースで差別化する方法があります。
これは理由は簡単ですが、かわいいお店は行ってみたいと思うからです。
というのも、トリミングサロンのお客様の大半は女性。
視覚的イメージが来店への理由の一つになります。
実際に、多少遠方であっても、わざわざ通ってくださる方もいらっしゃるのです。
視覚的イメージアップをするには、施術を終わってから写真を撮るフォトブースもこだわるといいでしょう。
プロが整えた状態を写真に納めることができ、お客様にも喜んでもらえること間違いなし!
100円ショップでも材料を揃えることができますし、月5000円程度でフォトブースを作ることができます。
デザインが得意でない方は「トリミングサロン フォトブース」で検索すると、デザインイメージが載ってますので参考にしてみてください。
可愛い写真はSNSに載せたいと思っていただくのも広告宣伝につながりますよね。



お客様の口コミが一番効果的な宣伝だと実感しています。
【新規会員登録クーポン(1,000円分)プレゼント!】
【まとめ】
差別化とは、忘れられない努力。
お客様に来店してもらうにはこのトリミングサロンに行かなくてはいけない理由をトリミングサロン側から提示してあげる必要があります。
・差別化できていないと集客できない
・お客様目線で考える
・安さ・過度なコンセプトは集客できない
飼い主さんには自分と同じだけ大事に、可愛がってほしいという潜在意識があることを前提にしておくと考えやすいでしょう。
お金をかけずにできることもあるので、集客力をアップさせたい方はぜひ今日から始めてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございます。

